延岡西高9回生(昭和49年卒業)の古希同窓会が延岡大師祭り中日の4月19日、同市紺屋町のエンシティホテル延岡で開かれました。卒業時在籍者は357人。消息が分かっている330人のうち、121人が全国各地から参加。恩師の先生方8人を交え、還暦同窓会以来約10年ぶりの再会を喜び合いました。
全員で集合写真を撮影した後、実行委員長の野中玄雄君(今山大師住職)が「これほどたくさんの同級生が集まるとは思いもよらず、感謝でいっぱいです。今宵は卒業以来52年ぶりの再会を思う存分楽しんでください」と歓迎のあいさつ。32人の物故者に黙とうを捧げた後、後藤俊一郎先生(国語)岩村隆博先生(地学)米澤正則先生(地理)福山淳三先生(数学)長浜信義先生(体育)田中隆吉先生(美術)立元祐保先生(数学)荻原玄士先生(体育)の8人の恩師の先生を代表して3年2組の担任だった後藤先生(88)の乾杯の音頭で開宴しました。
開宴後、名札に印刷された高校卒業時のアルバムに掲載された顔写真と今現在の姿を見比べながら、「久しぶりだね~元気でしたか?」「誰か分からんかった。元気で会えて嬉しい」などと再会を喜び合う姿が会場のあちこちで見られました。
最後に、元延岡市長の首藤正治君が「120人を超える同級生とこうして校歌が歌えるとは思っていませんでした。素晴らしい、楽しい時間を過ごすことができこのうえなく嬉しい。準備していただいた皆さんに感謝するばかりです。また、8人もの恩師の先生もお越しいただき、ほんとうにありがとうございました」とあいさつ。万歳三唱の音頭で閉会後、2次会、3次会と夜の街に繰り出し、過ぎ行く時間を惜しむように、酒を酌み交わし古き良き時代を振り返っていました。